2023年11月5日(日本時間)、イーロンマスクが設立したAI企業「xAI」が新たなAIチャットボット『Grok(グロック)』をリリースしました。
OpenAIで作られたチャットGPTより優れた性能を持っているとのことで注目度が高まっています。
チャットGPTより優れた性能とあらば、ビジネスの進化がより加速度を増していきそうですよね。
仕事で利用する目的がなくとも、イーロンマスクのチャットGPTを一度は触ってみたいと思いませんか?
イーロンマスクが作ったチャットGPT『Grok(グロック)』は日本でいつから利用できるのか調べました!
チャットGPTより優れたGrok(グロック)とは
イーロン・マスク氏によって設立されたAI企業のxAIが日本時間2023年11月5日に、独自の言語モデルである『Grok(グロック)』を発表しました。
『Grok(グロック)』は、「SF小説『銀河ヒッチハイク・ガイド』にインスピレーションを受けた、ちょっとしたウィットと生意気な性格を持つAI」としています。
※「銀河ヒッチハイク・ガイド」は2005年に映画化されており、Amazonプライムでもレンタルで視聴可能です。
イギリスのSFコメディとのことなので「銀魂」みたいな感じでしょうか( *´艸`)
Grokの大きな特徴のひとつは、X(旧Twitter)の情報にリアルタイムでアクセスできるという点です。
これまで登場しているチャットGPTやbingチャットなどのメジャーな大規模言語モデルの多くは過去にインターネットで収集された古い情報に依存していますので、情報の取得先の違いが大きな特徴ですね。
また、既存の対話型AIは難しい質問やセンシティブな話題には対応しないよう制限されていますが、『Grok(グロック)』はほぼ全ての質問に答えることができるように設計されているとのことで、こちらも他と違って面白そうな点です。
『Grok(グロック)』 と一般的な GPT の例。
ポストの翻訳
『Grok(グロック)』には最新の情報があるが、その他には情報がありません。
xAIが共有したデータによると、グロックを動かすエンジンである「グロック-1」は数学やコーディングの複数の学術テストで評価され、すべてのテストでChatGPT-3.5よりも優れた性能を示したという。
コインテレグラフジャパン
しかし、OpenAIの最先端バージョンであるGPT-4には、いずれのテストでも勝ることはなかった。
「より大量のトレーニングデータと計算リソースを用いて訓練されたモデル、たとえばGPT-4にのみ及ばない」とマスク氏とxAIは言及している。
Grok(グロック)はいつから使える?
残念ながら『Grok(グロック)』は、まだ早期アクセスプログラムとして限られた利用者に提供されており、イーロンマスクが設立したAI企業「xAI」のサイトから待機リストに参加できます。
発表当初はアクセスが集中しすぎて「xAI」のサイトが落ちてしまったようです…。
とはいえ今はオープンβテスト中ということでしょうか。
そしてテスト完了後はX(旧Twitter)の「Premium+」サービスの加入者が利用できるようになるとのことです。
ちなみにX(旧Twitter)の「Premium+」サービス月額約16ドル (約2400円)です。
チャットGPT-4は月額20ドル(約3000円)なので、チャットも使えてX(旧Twitter)の広告もカットできると考えるとちょっとお安くないですか?収益化も狙えますし!
(チャットGPTは3.5なら無料で使えますが…)
「xAI」のサイトから待機リストに参加できるはずなのですが、ちょっと僕の英語力ではたどり着けませんでした…。
もしビジネス英語が強い方がいらしたらぜひアクセスしてみてください!(テキストがサイトへのリンクになっております)
今現在の情報では「米国内の限定されたユーザー数に対してのみ利用可能」という情報もあります。
この「米国内限定」はApple銀行のケースもありますし、正式リリース後『Grok(グロック)』が日本で利用できるかどうかはこれからの情報を追っていくしかなさそうです。
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